イベント・雑記

「なんであの人は手がないの?」

子供に質問されて、答えに困ったことありませんか。

私はあります。今までに何度も。

 

私が困ったことのある質問

  1. なんでおばあちゃんの顔しわくちゃなの?
  2. 童貞ってなに?
  3. 人は殺しちゃいけないのに動物は殺して食べていいの?
  4. サンタクロースは不法侵入だよね?
  5. どうして子供は早く寝なくちゃいけないの?
  6. どうして子供は歩いて学校に行かなきゃいけないの?
  7. 大人ばっかり好きなもの買ってずるい!

などなど。きっと親なら同じような質問をされたことがあると思います。

 

質問に対して絶対にしてはいけないことは、流してしまうことだと私は思っています。

できるだけ真摯に向き合い、答えてあげるようにしてはいます。

しかし、答えに困ることも本当に多いんです。

 

困る理由はいくつかありますが主にはこんな理由です。

  1. 答えを知らない
  2. 答えは知っているが答えにくい(性的なことなど)
  3. 答えは知っているが答え方に自信がない

 

私が一番答えに戸惑うことは、いわゆる身体障害者について聞かれた時なんです。

子どもって純粋でストレートなので、身体障害者が目の前にいる状態でも質問してきます。

「なんであの人は手がないの?」なんていう風に。

子供が質問してきた時点で、その方にも聞こえている訳で…。身体障害者の方や付き添いの方、その方たちを傷つけしまったような気がしてしまうからなんです。

そして、その方たちを傷つけずに、子供にうまく説明できる自信がないのです。

周りの方も「このお母さん、何て答えるんだろう」って思っている気までしてきます。

子供に対して、話をはぐらかさずに答えてあげたい。

この質問に対する答えに困る時点で、私の中に差別的なものがあるからなのかもしれません。でも差別なんてしたくないと思っているし、子供にも差別をしてほしくない。

そんな時、ある動画を見ていて、心にストンと落ちたものがあったので、少し紹介させてください。

ある親子が電車に乗ると、その電車には片腕のない方が乗っていました。


「ねぇお母さん。なんであの人は手がないの?」


「みんなが同じじゃないのよ。いろんな人がいるの。」
「○○(子供)には、おじいちゃんおばあちゃんがいないでしょう。」


「うん。みんなにはいるけど、私にはいない。」


「そうだよね」
「でもそれって○○(子供)のせいじゃないでしょう。」


「うん。お父さんやお母さんがいない友達もいるよ。」


「そうね。でもそれもお友達のせいじゃないでしょう。」
「だからね、みんな同じじゃないの。」
「みんなそれぞれ、持ってるものと持ってないものがあるの。」
「持っていないからって、その人は悪くないし、ほかの人とも何も違わないの。」


「そっか。そうだね。」

この動画を見て、

身体障害者の方が特別じゃないということ。
誰も悪くないということ。

をきちんと伝えられているなぁと感心しました。

そして、誰も傷つけずに説明できている。

きっとこの親に偏見の目がないから、こんな言葉がスムーズに出てくるのだなと感心しました。

私も、こんな言葉で説明してあげられるようになりたい、と思えた動画でした。